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1型糖尿病を持病に持つAkiRaの闘病記。 現在、MTBレース出場を目指してトレーニング中。
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dm2.jpg インスリン(インシュリン)とは、膵臓から分泌されるホルモンの一種で、血液中の糖質(ブドウ糖)をエネルギーに変換する際に必要。

 糖尿病のタイプとしては、このインスリンの分泌が著しく低下するものを1型、インスリンの分泌はそこそこ行われているが、その働きが悪くなっているものを2型と呼んで分類している。
 いずれの場合にしても糖質をエネルギーに変換できない(しづらい)ため、血糖値ばかりが上がり、逆に体は(エネルギー不足で)衰えていくことになる。

 自らの体内でインスリンを生産できない1型や、2型でも著しいコントロール不良や妊娠中などの場合はインスリンを体外から摂取しなければならず、その方法としては皮下注射(部位としては腹部や大腿部など)のみ。
(経口摂取ではインスリンは効果を発揮できないので、内服薬は存在しない)

 注射の回数は患者によって差がある(1日1回~5回)が、毎日のことなので患者自ら(あるいはその家族)が注射を行う必要がある。

 現在は薬液と注射器が一体になったペン型のインスリン製剤が主流で、これに使い捨ての注射針をセットして使用する。
 インスリン製剤は、その効果や持続時間によっていくつかの種類があり、症例に合わせて種類や量(単位)を細かく調節していくことで、人体の自然なインスリン分泌のリズムに近づけていく(=血糖値のコントロールを安定させる)ことが目的。
 なお、量を多く打ち過ぎると、低血糖を引き起こすこともあるので注意しなくてはならない。

→AkiRaのケース(1日につき5回/2007年1月時点)
・超速攻型インスリン(毎食前)
  注射後、すぐに効果があらわれ、数時間で効果が消失するタイプ。
  (効果のピークは30分~2時間くらい)
・中間型インスリン(朝食前・就寝前)
  注射後、1~2時間で効果があらわれ、半日~1日くらいで効果が消失するタイプ。
  (効果のピークは8時間くらい?)

 画像は、2007年1月時点でAkiRaが使用しているインスリン製剤と注射針。
 針は静脈注射用の針に較べて大分細いので、運(刺しどころ?)が良ければ傷みを感じないことも多い。

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このブログについて

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プロフィール
HN:
芳永明良(AkiRa)
年齢:
44
性別:
女性
誕生日:
1980/03/17
自己紹介:
 2003年、23歳で1型糖尿病を発症。
 なかなか安定しない血糖値に悩まされていたところ、夫・386によってMTBの道に誘われる。
 現在はレース出場を目指してトレーニングの日々。
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