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1型糖尿病を持病に持つAkiRaの闘病記。 現在、MTBレース出場を目指してトレーニング中。
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網膜症
 高血糖状態が長期に渡り続いて網膜の毛細血管が痛み、ついには破裂して出血を起こす(眼底出血)ことで発症する。
 放置すると失明することがあり、日本における中途失明者の多くの割合を占める。

腎症
 網膜症と同じく、長期の高血糖状態で腎臓の毛細血管が痛められることで起こる。
 進行すると、腎臓の濾過機能の低下から腎不全に陥り、最終的には人工透析が必要。

神経障害

 感覚・運動神経や自律神経が高血糖による障害で侵されることで起こり、知覚異常や麻痺などを引き起こすもの。
 痛みに鈍感になるため、足などに傷を負っても気付けず、その部位が壊疽を起こして切断を強いられることも。

 合併症の中では、比較的早期にあらわれることが多いとされる。
 特に、自律神経が侵された場合は低血糖の自覚症状が感じられなくなることもあるため、注意が必要。

 以上を、合わせて『3大合併症』と称することも。
 他の合併症としては、以下のものなどが存在する。

抵抗力の低下・感染症

 高血糖状態で細胞の働きが低下し、免疫力が弱くなることでさまざまな感染症にかかりやすく(治りにくく)なる。

糖尿病性昏睡

 急性合併症の一つ。
 著しく高血糖状態において血中のケトン体が増加し、血液が酸性になった状態(ケトアシドーシス)などで意識障害が引き起こされて昏睡に至る。

 処置が遅れると死亡することもあり、また低血糖による昏睡より回復が遅れる場合が多い。
(この二つは区別がつきづらい上、有効な対処が異なるので、正確な判断が必要)
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このブログについて

 初めてお越しの方は、まず、『はじめに』をご覧ください。

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プロフィール
HN:
芳永明良(AkiRa)
年齢:
45
性別:
女性
誕生日:
1980/03/17
自己紹介:
 2003年、23歳で1型糖尿病を発症。
 なかなか安定しない血糖値に悩まされていたところ、夫・386によってMTBの道に誘われる。
 現在はレース出場を目指してトレーニングの日々。
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