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1型糖尿病を持病に持つAkiRaの闘病記。 現在、MTBレース出場を目指してトレーニング中。
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血糖値(グルコース)
【正常値:空腹時70~110mg/dl前後、食後2時間140mg/dl未満】
 血液中に占めるブドウ糖の量。
 高ければ高血糖となり、それが長く続くとさまざまな症状や合併症を引き起こす。
 逆に、極端に低くなっても低血糖となるため注意が必要。

 なお、空腹時血糖が正常値であっても、食後2時間の値が高い場合は糖尿病が疑われる。
 簡単な健康診断では空腹時血糖しか測定しない場合も多いので、不安であれば詳しい検査(ブドウ糖負荷試験など)を受けた方が無難。

HbA1c(ヘモグロビンA1c)
【正常値:4.3~5.8%前後】
 過去2~3ヶ月の血糖値の平均の指標となる血液検査。
 数日やそこらの変動では数値に大きな影響はないため、信頼性は高い。
 例えば、コントロール不良の患者が検査の直前になって慌てて血糖値を取り繕ったとしても、(HbA1cは高いままなので)すぐにバレてしまう。

 糖尿病患者は、この検査値をできるだけ正常値に近付けていくことが目標となる。
 AkiRaの場合、これが9%を超えると入院を勧められることが多い。

ターゲス(血糖日内変動)
 1日を通して複数回の採血を行い、その変動を調べる検査。
 毎食前、毎食後など、採血の回数はだいたい6回~8回。
 この検査で、現状における血糖値の変動の傾向(朝が高い、夕方に低い、など)を掴み、治療(インスリン量の調節など)に役立てていく。

 大抵は入院中に行われるが、そういう時は状態が悪い(=高血糖状態が続き、血管が弱っている)ことが多いため、採血の回数が積み重なると血管痛で地獄を見ることも。
 個人的には、できるだけ避けたい検査。

ケトン体
【正常値:陰性(-)】

 ケトン体とは、体内の脂肪が分解される際に増加する副産物で、血液や尿で調べることが可能(検査としては尿によるものが多い)。
 これが陽性(+)になるということは、血糖が極端に低い(低血糖や飢餓状態)か、血糖がエネルギーに変換できない(インスリンの不足や抵抗性)状態に陥っていることを意味し、この状態が続くと急激に体重が減少する。

 血中のケトン体が極端に増加すると昏睡から死に至ることもあるため、糖尿病患者にとっては常に陰性(-)を維持していかねばならない項目。
 HbA1cが高く、ケトン体が陽性となると血糖コントロールは相当悪い。
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このブログについて

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プロフィール
HN:
芳永明良(AkiRa)
年齢:
44
性別:
女性
誕生日:
1980/03/17
自己紹介:
 2003年、23歳で1型糖尿病を発症。
 なかなか安定しない血糖値に悩まされていたところ、夫・386によってMTBの道に誘われる。
 現在はレース出場を目指してトレーニングの日々。
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